今でしょ! 今-ここ!
ゲシュタルト療法
過去は去ってしまった
未来はまだ到着していない
「今-ここ」にあなたは存在している
あるがままの自分
感覚や感情を無視して過度に知性化しても、統合された人間として生きていけない
袋小路に追いつめたら、本当の自分に気づく?!
みずからの責任がわかる?!
「あなたは、今、何をしているのですか...
「あなたは、今、何を感じていますか...
「あなたは、今、何をしたいのですか...
「あなたは、今、何を避けようとしているのですか...
「あなたは、今、何を予想しているのですか...
という
- 現在の意識化
- 身体表現の意識化
- 平叙文と現在形の使用 疑問形は明確に平叙文、過去形は現在形に
- 責任のある発言 「それは」の代わりに「私」、「できません」の代わりに「していません」、「しかし」を「そして」に言い換え
- なぜと理由を尋ねない 「どうして」と理由を尋ねると、診断や解釈を意図することがあり、合理化や知性化が生じやすく、経験することの直接性から離れてしまう。「その出来事を私に話している時、あなたは何を感じていますか。どのように感じていますか」というように、「何が What」「どのように How」という形で表現
- 夢の分析 その事柄の気持ちを話して!
- 心理劇的技法 空の椅子に対して演じたり、
役割交換法を使って新しい行動のリハーサルをしたり、
2つの椅子に交互に座って対話をさせて葛藤を表現させたり
(葛藤-トップドッグとアンダードッグ
「ねばならぬ自分」という積極的人間と「...したい自分」という消極的人間が現れる)
「気づき」は注意と似ているが
意識を集中して身構えて知覚するのではなく、
自然に全人的に意識化されること。
自分自身の全体(ゲシュタルト)に気づき、
自分を支持する能力の向上を目指す。
仮面や役割を演じすぎると、
他人の期待にしたがって行動しすぎ、
自分に責任をもって自分が望むように生きていないとき、
神経症となる。
「今-ここ」で体験している自分を意識し、
自分をあざむいている現在の防衛や感情、欲求に気づき、
現在の行動様式を意識することで、
人はおのずから変化し、
自分の責任を受容し、
自分の問題を処理し
成長できる のだ。